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アオリとは?

アオリって何?
普通は、レンズの光軸と感光材料(フィルム)の膜面が垂直におかれています。アオリとは、この垂直の関係を任意にずらしていろいろな表現効果を得るための機構です。
通常アオリにはレンズとフィルム面の平行を狂わせる方法(ティルト・スイング)と、レンズとフィルム面を平行に移動させる方法(ライズ・フォール・シフト)があります。この両方を使うこともあります。
ではこの5種類の操作についてみていきます。

これはニュートラルの状態です。

レンズとフィルム面を平行移動

ライズ/フォール
レンズ部またはフィルム部を垂直に平行移動する操作。
ライズは上方向に、フォールは下方向に移動させます。
ライズは建物などの撮影によく使われるアオリで、建物の傾きを補正したり高さを強調したりするときなどに使われます。また、
高い山を起き上がらせる迫力のある写真を撮ることもできます。

フォールは高い位置からの撮影でよく使われます。ベースを前に傾けて前後のフレームを垂直にすることでも同じ効果が得られます。

(真上から見ています)
シフト
レンズ部またはフィルム部を左右に平行移動する操作。
これはスライドとも呼ばれ、カメラや三脚を動かさずにフレ-ミングの修正ができます。写り込みを避けたり、真上からの撮影で厚みを見せたい時などに使います。また、シフトを使ってパノラマ写真を撮ることもできます。

ベースの角度を、水平軸または垂直軸を中心に回転変更


ティルト
レンズ部またはフィルム部を水平方向を軸に前後に傾ける操作。
垂直線の歪みを修正したり、被写界深度の調整によって手前から奥まで絞り込むことなくパンフォーカスにすることができます。

(真上から見ています)
スイング
レンズ部またはフィルム部を垂直方向を軸にして左右に傾ける操作。レンズ側を傾ける場合はフロントスイング、フィルム側を傾ける場合はバックスイングといいます。
これによって斜めの被写体のピントを調整できます。また、フィルム部の操作では形のゆがみをコントロールしたり、距離感を誇張する効果があります。

やはり説明だけでは分りづらいので、実際に撮影したものを追加したいと思います。coming soon!!

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