アーガスC3は1938年、アメリカのラジオメーカー・IRC社から発売され、形が非常にユニークな直方体をしていることからアメリカでは「レンガ」、日本では「弁当箱」の名で親しまれました。 前機種のアーガスC2はシンクロ接点が付いていませんでしたが、C3には付けられ、大ヒットしたようです。 当時アメリカの中流家庭が所持していたカメラは、およそ半数がこのアーガスC3だったといいます。そんなにも当時のアメリカ人を魅了したカメラはどのような特徴を持っているのでしょうか。さっそく見ていきましょう。 発売:1938年 画面サイズ:24×36mm レンズ:ARGUS coated cintar50/F3.5 ファインダー:逆ガリレイ 露出計:なし シャッター速度:B、1/10から1/300秒 セルフタイマー:なし 使用フィルム:35mm サイズ:131×86×68mm 重量:約765g
前機種のアーガスC2はシンクロ接点が付いていませんでしたが、C3には付けられ、大ヒットしたようです。 当時アメリカの中流家庭が所持していたカメラは、およそ半数がこのアーガスC3だったといいます。そんなにも当時のアメリカ人を魅了したカメラはどのような特徴を持っているのでしょうか。さっそく見ていきましょう。