キヤノンが最初にてがけた35mmフォーカルプレーンシャッター式 一眼フレックスカメラは昭和34(1959)年の5月に発売された"キヤノンフレックス"でした。 梨地クロームの上大きなペンタプリズムをのせた重量感のあるデザイン と高性能が売りでした。 翌年の昭和35(1960)年1/2000秒の高速シャッタ-を備えたフレックスR2000と 同時に写真のモデルであるフレックスRPが発売されました。RPは普及モデル とはいえ十分な性能をもったカメラです。 キヤノンフレックスシリーズの特徴としてRMをのぞき底部トリガー巻上げが 採用されています。 ●発売:1960(昭和35)年 ●型式:35mmフォーカルプレーンシャッター式一眼レフカメラ ●画面サイズ:24x36mm ●レンズ交換式 ●ファインダー:ペンタプリズム固定アイレベル式 ●露出計なし ●シャッタースピード:B、X、1〜1/1000秒 ●セルフタイマーあり ●シンクロ接点:FP、X接点自動切替式 ●フイルム巻上げ:底部トリガー式 ●フイルム巻戻し:クランク式