バルナック型ライカの最大の難点はこのフィルム装填です。 裏ブタが開閉しない密閉式ボディで、フィルムをスライドさせて装填します。 無理に入れようとすると先端が折れ、その破片が低速シャッター機構に入り込み、 故障の原因となります。スム-ズに装填させるために、フィルムの先端を約10cm程ハサミで カットするのが一般的な手順ですが、ハサミが手元にない場合はカード(テレホンカードなど)を使って装填します。