リンホフは1903年からハンドカメラを作りつづけてきましたが、その中でも完成度・信頼性ともに高いのが今回ご紹介するテヒニカ23です。 ビューファインダーと距離計ファインダーは一体化しているので、構図を決めてからさらに距離計ファインダーを覗く、といったような事をする必要もありません。この後のモデルは距離計のみが内蔵されていて、ビューファインダーを外付けする必要とするものもあるので、このテヒニカ23は大変優れていると言えるかもしれません。 カムは3種類ありますが1枚にまとめられていて、65・105・180mmの3つのレンズに対応しています。距離計に連動させるにはカムを回転させて用います。 テクニカルカメラですから、当然のことながらアオリ機構も備わっています。ライジングやフォール、ドロップベッドなどが可能です。 また、レボルビングバックであるため、縦位置だけでなく横位置での撮影も可能です。 さらに蛇腹は3段伸ばしで、最長だと30センチまで伸ばすことができます。 発売:1953年 型式:6.5×9判レンズ交換式テクニカルカメラ ボディ:アルミダイキャスト レンズ:テレクスナー シャッター:シンクロコンパー シャッター速度:B、1/25〜1/200秒 シンクロ接点:M、X ファインダー:一眼式連動距離計 使用フィルム:120 サイズ:150×185×(撮影時)210・(蛇腹最長時)300・(格納時)90mm 重量:2025g
ビューファインダーと距離計ファインダーは一体化しているので、構図を決めてからさらに距離計ファインダーを覗く、といったような事をする必要もありません。この後のモデルは距離計のみが内蔵されていて、ビューファインダーを外付けする必要とするものもあるので、このテヒニカ23は大変優れていると言えるかもしれません。 カムは3種類ありますが1枚にまとめられていて、65・105・180mmの3つのレンズに対応しています。距離計に連動させるにはカムを回転させて用います。 テクニカルカメラですから、当然のことながらアオリ機構も備わっています。ライジングやフォール、ドロップベッドなどが可能です。 また、レボルビングバックであるため、縦位置だけでなく横位置での撮影も可能です。 さらに蛇腹は3段伸ばしで、最長だと30センチまで伸ばすことができます。