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OM-2SPが登場したのは、OM-2が発売されてから9年後の1984年でした。OM-2シリーズの最終型です。 撮影モードにプログラムと、スポット測光によるマニュアルを追加しています。プログラムは従来からのズイコーレンズがそのまま使用できるように、新たに光量検出式の絞り制御システムが開発されています。マニュアルモードと対極にあるプログラムモードをあわせ持っているのがこのカメラの大きな威力となっています。 操作系は踏襲されていますが、OM-3/4シリーズの中級機という位置付けとなっています。 ブラックボディのみが製造されました。 それではオリンパスOM-2SPについて見ていきましょう。 発売:1984年(昭和59年)10月 型式:35mmフォーカルプレーン電子シャッター式一眼レフカメラ 画面サイズ:24x36mm マウント:オリンパスOMマウント シャッター形式:電子制御式フォーカルプレーン シャッタースピード:B・1〜1/1000秒 ファインダー:固定式ペンタリズム/露出計測光LED表示 視野率:97% 露出制御:絞り優先AE、中央部重点測光式 感度連動範囲:ISO12〜3200 セルフタイマー:電子セルフタイマー12秒 フィルム巻上げ:レバー式 フィルム巻き戻し:クランク式 大きさ(ボディーのみ):136x83x50mm 重さ(ボディーのみ):460g