(1)...ピントグラス(ファインダースクリーン) ここには被写体像が写しだされます。焦点板でピントをあわせる とフィルム面にも焦点を結ぶようになっています。 (2)...反射ミラー ファインダーレンズの後部に斜め約45度の角度の反射ミラーが 置かれてます。上のレンズを通った被写体像は、このミラーか で90度屈折してピントグラスに左右逆の像を結びます。 (3)...フィルム面 ピントグラスに写しだされたのとほぼ同じ像がフィルム面に結像 します。(パララックスは焦点距離によって違います。) (4)...ファインダーレンズ 被写体を見るためのレンズで、正確にはファインダーと焦点調節 用です。 (5)...撮影レンズ 撮影用のレンズです。上のファインダーレンズと連動しているの で、ファインダーレンズによってピントグラスでピントを合わせ た像が撮影レンズを通してフィルム面に達します。 なぜ逆像? 図のようにレンズはほぼ同じ大きさになっていて、上のレンズがファインダー用、下のレンズが撮影用となっています。ビューファインダー用レンズの後ろには45度のミラーがあり、そこで反射した光(像)がファインダースクリーン上に見えるので左右逆になる、というわけです。