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市川泰憲(写真技術研究家、日本カメラ博物館)

  市川 泰憲(いちかわ やすのり)
1947年東京生まれ。中学・高校・大学と写真部に所属。1970年東海大学工学部光学工学科卒業。同年写真工業出版社入社、月刊「写真工業」編集長を経て、2009年より日本カメラ博物館に勤務しながら幅広い写真活動を続ける。日本写真協会会員。

■ブログ「写真にこだわる」開設しました
http://d.hatena.ne.jp/ilovephoto/

第十二回「4本の新ズマリットレンズ」
写真1:左から、ズマリットM50mmF2.5、
ズマリットM90mmF2.5、
旧ズマリット50mmF1.5(1949年)、
ズマリットM75mmF2.5、
ズマリットM35mmF2.5
写真2:ズマリットMシリーズ4本の
レンズ構成図
















ライカレンズの名称は明るさによって分けられており、F2ズミクロン、F1.4ズミルックス、F2.8級のエルマー、F1級のノクチルックスなどが良く知られている。ズマリット名は、かつては少数派であったが、近ごろは今回使ったM用の普及タイプ4本と新しい中判一眼レフの「ライカS2」の交換レンズ名にも冠されたりと、複数本でている。そこでズマリットという名の下に共通するのF2.5と刻まれた開放F値であって、一見すると新しいラインナップのようだが、実際は少し異なる感じだ。というのもM型では、既存のM用交換レンズとは別グループに位置しているし、S2では正にこれからの時代を背負っていく新シリーズという感じである。

 ところで僕にとってオリジナルの“ズマリット50mmF1.5”には少しばかり思い出がある。それというのも今から40年ほど前、初めて買ったライカM3の中古についていたのがズマリット50mmF1.5(写真1中央)だったからだ。このレンズは不思議なレンズで、まず手に持つと見た目の寸法よりどっしりと重く、まるで鉛の固まりをつかんだような感じがする。そしてカラーネガで撮影すると、青空が妙に落ちついた色でプリントが仕上がり、さらにモノクロフィルムを詰めて喫煙する知人を絞り開放のアップで撮影したら何か空気が写るような気がした。気がしたというか、そういう写真が撮れるのがお気に入りだった。当時僕は、仕事柄よく会うライカ研究家の中川一夫氏や写真家の柳谷次男氏にいつもライカはイイヨ、イイヨと脳みそにすり込まれていたからでもある。

 さて今回取り上げるズマリットM35mmF2.5、M50mmF2.5、M75mmF2.5、M90mmF2.5の4本(写真1)だが、光学的にはすべて球面レンズで構成されているのがまず特徴だ(図1)。近年のライカレンズというと積極的に非球面レンズを採用して、小型化と高性能化を図っているのに対して好対照だ。なぜ球面だけかということだが、基本的には安価にできることだからだ。光学性能として球面レンズがいいか、非球面レンズがいいかということは難しく、たとえばツァイスのレンズは球面主体で、非球面には積極的ではなく、逆にライカレンズは今回のズマリットを除けば、非球面レンズの採用に大変積極的だ。

 しかし、ここでは球面がいいか、非球面がいいかという論議は別にして、とりあえず実写中心で、限られたコマ数ではあるが実際に写したデータからどのような描写を示すか見ていただきたい。なお、ズマリットMシリーズが発売されたのは2007年であって、2006年にはデジタルのライカM8が発売されているので、ズマリットにはデジタル情報のやり取りのための6ビットコードが装備されている。僕自身は、発売当初M8とM7で撮影してみたが、M8は画面サイズが18×27mmのAPS-H(1.33×)であり、レンズの全画面を知るには少しものたりなっかた。改めてライカ判フルサイズのM9でしっかりと写して見てみるのも意義あることではないだろうかと思う。



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