この前年である1959年に発売されたローライフレックス3.5Fがローライニ眼レフの完成型といわれていますが、スペックはほぼ同じでレンズをより明るいF2.8としたのがこのローライフレックス2.8Fです。(ローライフレックス3.5F参照) 従って、ライトバリューシステムは排除され、フィルムも120と220の両方が使用できますし、そのための切替ダイヤルが巻き上げクランク部分に設置されています。ローライキンを使用することで35mmフィルムの使用も可能ですが(2.8E型同様)E型と異なる点は35mmフィルム用のカウンターはついておらず、ローライキンは専用のF型を使用しなければなりません。 *ローライのアクセサリー参照*< /CENTER> 1960年発売 6×6判ニ眼レフカメラ ビューレンズ:ハイドスマット80/F2.8 撮影レンズ:プラナー80/F2.8 シャッター:シンクロコンパー、MVX フィルム:120、220フィルム