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■いろいろと撮影してみました

≪作例1、英国大使館≫ α7R供F5.6・1/320秒、ISO-AUTO100、AWB、手持ち撮影(写真をクリックすると画素等倍まで拡大して見られます)

 ≪作例1、英国大使館≫ α7R供F5.6・1/320秒、ISO-AUTO100、AWB、手持ち撮影。カメラボディとレンズをチェックするときにいつも英国大使館の正面玄関を同じ場所から、同じ時間帯、同じ絞り値で撮影していますが、残念なことに天候が晴天でなかったことです。撮影時期が雨季でズバリ青空とはいきませんでしたが、描写はF5.6まで絞ってあるので、ピントを合わせたエンブレムや壁面など、昨今のレンズと大きく変わる部分はありません。

≪作例2、ハスの花・帰 シグマfp、F1.5・1/5000秒、ISO-AUTO100、AWB、手持ち撮影(写真をクリックすると画素等倍まで拡大して見られます)

 ≪作例2、ハスの花・帰 シグマfp、F1.5・1/5000秒、ISO-AUTO100、AWB、手持ち撮影。お寺のわきにある小さな池に咲く1輪のハスの花を中央に配してねらってみました。太陽光がちょうど花の部分を取り巻くようにスポット的にあたっていましたので、背後の影の部分はつぶれてしまいました。絞り開放F1.5ですが距離があるためにピントはうまくハスの花芯を含む前後に合っています。この画面からすると感覚的に絞り開放でもシャープな描写をすると思われますが、周辺まで仔細に見ていくとかなり崩れていることがわかります。しかし1950年に登場したという時代を考えると立派な描写だといえます。

≪作例3、ハスの花・侠 シグマfp、F1.5・1/5000秒、−0.7EV補正、ISO-AUTO100、AWB、手持ち撮影(写真をクリックすると画素等倍まで拡大して見られます)

 ≪作例3、ハスの花・侠 シグマfp、F1.5・1/5000秒、−0.7EV補正、ISO-AUTO100、AWB、手持ち撮影。同じお寺の裏庭に大きなハス池がありました。背景の庫裡をぼかしてボケ具合を見てみました。ハスの花までは最短撮影距離の1mですが、画面中央ということもあり、A3ノビにプリントしても花びらの葉脈も描出されしっかりとした描写でした。背景の左右のボケは口径食の影響でレモン型をしていますが、それぞれの輪郭が濃くなっているので、2線ボケの影響が出ているようですが、絞り込めばこのようなボケは減少します。

≪作例4、葉陰から≫ シグマfp、F2.8・1/320秒、ISO-AUTO100、AWB、手持ち撮影(写真をクリックすると画素等倍まで拡大して見られます)

 ≪作例4、葉陰から≫ シグマfp、F2.8・1/320秒、ISO-AUTO100、AWB、手持ち撮影。口径食によるボケを出すのには、木漏れ日を背景にすればいいのです。ということでF2.8に絞り込んでの撮影ですが、撮影距離にもよりますが、リング状のボケは小さくなりますが、レモン形になり輪郭が濃くなるなどの傾向は変わりません。本来なら手前に人物を配したポートレイトなどの背景効果として利用すると面白く使えるでしょう。

≪作例5、つつじの芽≫ α7R供F1.5・1/500秒、ISO-AUTO100、AWB、手持ち撮影(写真をクリックすると画素等倍まで拡大して見られます)

 ≪作例5、つつじの芽≫ α7R供F1.5・1/500秒、ISO-AUTO100、AWB、手持ち撮影。近接時の前ボケと後ボケを見るために撮影してみました。ピントは飛び跳ねて育ったツツジの芽とカズラの葉に合わせました。合焦部の描写の良さは言うまでもありませんが、前ボケには癖を感じさせませんが、後ボケには、グルグルと回る残存収差を感じさせます。このあたりの描写特性はオールドレンズならではのものでして、絵作り生かすこともできます。

≪作例6、しぼんだアサガオの花≫ シグマfp、F2・1/1000秒、ISO-AUTO100、AWB、手持ち撮影。

 ≪作例6、しぼんだアサガオの花≫ シグマfp、F2・1/1000秒、ISO-AUTO100、AWB、手持ち撮影。背景のボケ具合を見るのにちょうど良い被写体を見つけました。ピント位置は画面下1/3ぐらいの左右中央にあるしぼんだアサガオの花の部分です。背景のボケ具合を見ると、氷のノボリの文字とイラストのボケ方になんとなく癖があるのが気になるところです。左画面周辺を見るとレモン形の丸ボケが見えます。またその左下には縦方向に線が流れていますが、これは拡大して見るとわかりますが、縦の棒が横に等間隔を持って配置されているからであり2線ボケではありません。

≪作例7、トクサと板壁≫ シグマfp、F2.8・1/640秒、ISO-AUTO100、AWB、手持ち撮影(写真をクリックすると画素等倍まで拡大して見られます)

 ≪作例7、トクサと板壁≫ シグマfp、F2.8・1/640秒、ISO-AUTO100、AWB、手持ち撮影。まっすぐに伸びるトクサと、横に目の通った板壁の色を含めた対比が面白かったので狙いました。画面中心部は解像度的には立派なものですが、周辺に行くと甘くなるのはF1.5と大口径でF2.8に絞ったぐらいでは、致し方ないことでしょう。後ろの板塀のボケ方も癖はなく自然です。


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