|
プレスコンファレンスで、X1、M9を手元に置き、質問に答えるDr.カウフマン氏(ライカM9、ズミクロン50mmF2沈胴で撮影) |
Dr.カウフマン氏は、1953年ドイツのマンハイムに生まれ。1973年にはシュトゥットガルト大学で文学博士号を取得し教員となり、その後ビジネスコンサルタントを開業し、数々の事業経営に参画。2004年には資産運用会社であるACM社社長としてライカカメラ社の大株主となり、2009年にはライカカメラ社の97.1%の株式を取得しています。Dr.カウフマン氏は、過去にライカカメラ社の社長を務めたことがありますが、そのときにはかなり早い時期からノクチルックス50mmF0.95 ASPH.の登場を予告したりしましたが、いまは確固たるオーナーとして存在しているわけで、それだけにどのような話が聞けるか興味津々でした。
お話しは、ライカの歴史からこれからのライカの在り方まで、約2時間にわたる講演、30分の質疑応答との流れでしたが、その中で私なりに興味のあった部分をピックアップしてみました。