カテゴリー選択
オートフォーカスカメラ
オートフォーカスレンズ
マニュアルカメラ
マニュアルレンズ
クラシックカメラ
デジタルカメラ
カメラ用バッグ
三脚・一脚・雲台類
暗室関連
ムービー・映写機
本・マニュアル・説明書
ストロボ
カメラ関連アクセサリー・その他
時計・筆記具
メーカーを選択
JOBO
LPL
Libec
Loreo
SLIK
f.64
walz
その他
アーガス
アグファ
アベノン
アルカスイス
アルティザン
アルパ
アンスコ
インデューロ
ウィスタ
ウォーレンザック
エキザクタ
エツミ
エルモ
オーサワ
オメガ
オリンパス
カイザー
カシオ
カンボ
キヤノン
キング
クララス
グラフレックス
ケンコー
ゲルツ
コーワ
コシナ
コダック
コニカ
コムラー
コンタックス
ゴッセン
サクラ
サムソナイト
サン
サンパック
シグマ
シャラン
シュナイダー
ジッツオ
ジナー
スタインファイル
セコニック
ソニー
タチハラ
タムロン
ダイワ
ツァイス
テフノン
テンバ
ディアドルフ
トキナー
トプコン
トヨ
ナガオカ
ナショナル
ニコン
ノーリツ鋼機
ハインツキルフィット
ハスキー
ハッセルブラッド
ハマ
ハンザ
バルカー
パナソニック
ビクタ−
ビリンガム
フォクトレンダー
フォトフレックス
フジ
フジカラー
フジフィルム
ブロニカ
プラウベル
プラクチカ
ベル&ハウエル
ベルボン
ペトリ
ペンタコン
ペンタックス
ホースマン
ボス(voss)
ボルシー
ボレックス
ポラロイド
マウンテンスミス
マミヤ
マンフロット
ミノックス
ミノルタ
ミランダ
メディアジョイ
ヤシカ
ライカ
ラッキー
リアリスト
リコー
リンホフ
レイコール
レイノックス
レオタックス
ローウェル
ローデンシュトック
ローライ
ロシア製
ロレックス
京セラ
中国製
東京光学
東洋リビング
武蔵野光機
マウント方式
M42(P)
その他
エギザクタ/トプコン
オリンパス ペンF
オリンパスOM
オリンパス・フォーサーズ
キヤノンEOS(EFマウント)
キヤノンEX
キヤノンFD
キヤノンFL
キヤノンNewFD
キヤノンR
キヤノン独自ネジ
コーワ6
コニカAR
コンタックス645
コンタックスG
コンタックスN
コンタックス(京セラ)
シネ用Dマウント
ソニー E
ソニーα
ツァイス イカレックス用
ツァイス コンタフレックスSLR用
ツァイス コンタフレックスTLR用
ツァイスコンタレックス用
ディッケル
ニコン1
ニコンFオートフォーカス
ニコンFオートフォーカス(IX)
ニコンFマニュアル
ニコンS
ニコン・ニコノス
ハッセル C
ハッセル CF
ハッセル F
ハッセル1000F
フォーサーズ
フジGX
フジカ
フジカGM670/GL690
ブロニカ
ブロニカ6×7用
ブロニカETR
ブロニカRF645用
ブロニカSQ用
ペトリ
ペンタコンシックス
ペンタックス645
ペンタックス6x7
ペンタックスK
ペンタックスKA
ペンタックスKAF
ペンタックスM37
マイクロフォーサーズ
マミヤ645用
マミヤ6用
マミヤ7用
マミヤRB67用
マミヤRZ67用
マミヤプレス用
マミヤ一眼レフ用
マミヤ二眼レフ用
ミノルタ A (α)
ミノルタSR
ミランダ
ヤシカコンタックス
ライカL (L39ネジ)
ライカM
ライカR
ライカビゾ
レンズ一体型
ローライ35
ローライ6x6フォーカルプレーン
ローライ6x6レンズシャッター
引伸し機用
引伸し機用(L39)
旧コンタックス
大判
中判(レンズボード)
価格を選択
5千円以下
5千円〜 1万円
1万円〜 3万円
3万円〜 5万円
5万円〜10万円
10万円〜20万円
20万円以上
新品・中古・委託品
中古販売
委託品販売
新品販売
第30回(最終回)
第29回
第28回
第27回
第26回
第25回
第24回
第23回
第22回
第21回
第20回
第19回
第18回
第17回
第16回
第15回
第14回
第13回
第12回
第11回
第10回
第9回
第8回
第7回
第6回
第5回
第4回
第3回
第2回
第1回
コラムを読まれた皆様からの感想やコラムで取り上げてほしい話題等はメディアジョイ
mediajoy@mediajoy.co.jp
までドウゾ!
チョートク・ニュース
2005
9/7
新刊「ライカと味噌汁」 MJブックスにて好評発売中!!
特典はサイン入り!
詳しくはこちらをクリック!!
2005
9/7
さらばライカ好評発売中
2005
9/7
CHOTOKU×RD-1 販売中!
2005
9/7
「偽ライカ同盟入門」 販売中!
2005
2/8
☆「WIEN MONOCHROME 70's」☆MJブックスにて販売中!詳しくはこちら
2004
10/12
特別講演会「写真家・田中長徳”カメラの未来を語る”」開催!
2004
2/26
お待たせしました!
京都mediajoyにて
田中長徳トークショー開催決定!
2003
8/31
WEBマガジン
PhotovoiceBBで
好評の
WEB版 銘機礼讃
がDVDになりました。
詳しくは
こちら
。
2003
8/31
京都mediajoyにて
田中長徳トークショー開催決定!
2003
2/23
京都mediajoyにて
田中長徳トークショー開催
2003
2/14
チョートクvol2
ビデオ版発売
2002
9/16
クラカメ共和国
建国
2002
9/16
mediajoyにて田中長徳トークショー
開催
2002
7/22
ビデオ・DVD
チョートクin京都withライカM7
発売!
先週の京都行きでの「京都ギャラリー」のこけら落としの展覧会では、巨匠ヨセフ・スデクを筆頭にして、その他3人(私とサカイさん親子)の1950年代に始まるモノクロのヴィンテージプリントの展示を見たわけです。
写真家を長くやっている自分の口からこういうことを言うのも変なのですけど、写真というのはやはり銀塩で撮影されたもの、つまりフィルムで撮影された画像はデジタルプリンターで出力されたモノを鑑賞するのではなく、ケミカルなプロセスで処理された画像を見るのが本式であり、本当の鑑賞の道であろうと思います。
なぜ、そうなのか?
これは実際に京都ギャラリーで実物の展示を見ていただく以外にありません。
私の場合、写真という素材は何時も見慣れているわけですが、普段ミュージアムに収蔵されているオリジナルプリントをストレージボックスから取り出して見るのと、ちゃんと額装されたニートな空間に展示されているのとは、やはりそこに趣が異なるわけで、ちゃんと展示されている状態は、まあオリジナルプリントの晴れ舞台というわけです。
ところで今回の京都ギャラリーでの展示で触れておきたい点は出品作家は皆、そのモノクロフィルムの入手に苦労しているという点です。
スデクとサカイさん(父親)は、1890年代のパノラマコダックという10X30セントの大きさの画面を撮影するパノラマカメラを使っています。
そのカメラ用のロールフィルムは1947年と言いますから、私の生まれた年という大昔にすでに製造中止になっていて、スデクがパノラマコダックをプラハの技術歴史博物館から手に入れた時にはもうフィルムは手に入りませんでした。
それでスデクは当時、まだプラハの街で手に入った30X40センチのフィルムをパノラマカメラのサイズに切って一枚、一枚暗室で装填して使用したのです。
サカイさんの場合も同様です。
サカイさんの息子さんの場合は11X14インチという、これも普段は手に入らないフィルムを使う、超大型カメラを使っています。これはカリフォルニアの大型カメラメーカーが、そういう真面目な写真家の為に少数生産しているモノクロフィルムを入手したのです。
以上の2つのフィルムの苦労に比較すれば、今回、京都ギャラリーで展示した私の作品はひとつは35ミリの東京でのライカのスナップですし、も一つはニューヨークでの8X10カメラによる風景写真ですから、フィルムは今でも手に入るという意味で何の心配もありません。
クラシックカメラのコレクターさんは、カメラを手に入れると実際にそのカメラで撮影をしたくなるのは、これは人間の欲望の常というやつで、それを写欲と言ったり、製作欲と言い換えたりするのですが、そういう欲望は大事にすべきです。
しかし、ここにまた障害が発生するのは、クラシックカメラファンが手に入れるカメラで120フィルムと135フィルムは簡単に手に入るのですが、127とか620とかバンタム版とかそういう昔のコダック全盛の時代の規格のフィルムはとっくに存在していませんから、そこで各種のフィルムの入手に苦労することになります。
幸い、127(ベストサイズ)は今でもクロアチア製のフィルムが手に入りますし、620(ブローニーの細巻き)は、そのスプールに巻き変えたのを売っていますが、620のスプールを手に入れれば、暗室で120フィルムを620に巻き変える高等技もあります。
さらに日本では手に入らない昔のコダックの規格のロールフィルムを扱っている専門のウエブサイトもあるので、どうしても昔のカメラを使いたい向きには、朗報です。
しかしそれらのフィルムは量販店で売っているフィルムに比較してとても高くつきますから、そこら辺を覚悟する必要ありと言えるでしょう。
デジカメのメモリならCFとかSDとかの規格が合えばどの機種にも転用可能ですが、クラシックカメラはそうは行かない所とに、また挑戦のし甲斐があるわけですね。
Copyright by1996-2016(C)mediajoy All Rights Reserved.